続・統合失調症で亡くなった父からのメッセージ
このブログに書かれているように、いただいたメッセージと共に私の心は解放されたんだけど。
数日経ってこんな思いになりました。
「あぁ、、、私、まだ持ってたんだな」と感じました。
心が癒されている感覚。涙がわけもなく出てくる、心がほっとしている、温かい。何を持って表現をしたらいいのかわからないけれど。
実は父は、なくなる1週間前に勝手に病院を退院してきました。
その翌日から、私は泊りで研修だったので「もう!タバコ吸わないでよね!!」と言って出かけたんです。
そうして、家に帰った夜、母から電話がかかってきて「大変だったのよ。お父さん入院してしまって」と。
入院した理由は、自転車をこぎながらタバコを吸って、ふぅ~となって倒れた、で、ろっ骨を7本折りました。 しかも前日も同じことして倒れて起き上がれなくて、周りにいた人から起こしてもらったらしいんですよ。 2度目。
で、ろっ骨折れる。 それで、起き上がれないので救急車で元居た病院に連れていかれる。
そうして、病院に電話をして先生から言われたのは、「ただでさえ、酸素が足りないのにろっ骨が折れてたら呼吸ができません。このままじゃ亡くなります。どうしますか?」と。
その判断を私がしないといけなかった。 生前、父とは約束してた。 人工呼吸器は付けないと。 肺気腫なので、一度付けたら二度と外せない。 だから、もういらない。 そう言ってた。 そのまま、そのまま、真に受けてそうしました。
自分の中に「これ以上迷惑かけないで」と言う気持ちがありましたから、私が父の寿命をもう終わらせたんだと。
もう、疲れた。もう、無理。もう、いい加減にして。 そういう気持ちあったのも事実。否定しない。
だから、父がどんどん弱っていくのを、亡くなっていくのを待つ時間でした。 そして、最後の最後で、「もう回復しないで、逝って」と心の中で言ってしまったんです。
ほんと非常な娘。 もしかしたら、助けてあげられたのかな? 80まで生きたいと言ってたなぁ。と。(70で亡くなってます)
そうしたら、久美子さんが私にこう伝えてくれた。
お父さん、自分でそうしたのよ。ずっと迷惑かけているのもわかってた。わかってたから、そうしたのよ。もう、肉体的には無理だから、家族を守れないのもわかってたから。
全然人の言うことに耳をかさない父は、私を母を開放してくれた。 自ら、死を選ぶことで。
幼いころ父が好きだった。統合失調症になるまで。愛の溢れる人だった。 ほんの少し、まだ少し、隅っこに残ってた父への罪悪感が、消えて、癒された。 愛されてたなぁ。どこまでも。
亡くなった人の思いは、聞くことができません。
ですが、こうして届けてくれる人がいて、ありがたい。
久美子さん、ありがとう。
父への思いが昇華しました。
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