感謝になるまで
カナダ(撮:HISAO)
あなたは感謝できますか?
私は、心理学を学ぶまで感謝できない人間でした。
こころのファシリテーター キタハタトモエです。
最近、私の中での変化の話をしたいと思います。
こちらのブログを読んでいただいてるでしょうか?
まだの方は是非。
恨んでいる人、憎んでいる人に感謝をしましょうと言っても到底無理です。
仲が良かったのに、ちょっとしたことですれ違ってしまう時も、好きだからこそわかってもらえない悲しさから、腹が立ち、憎しみに変わったりもします。
義母の場合も、わかってくれていると思っていたのに、寄り添ってくれていると思っていたのに、結局自分を守る為か、、、。
と、思った瞬間、表現できないくらいの怒りが湧き、憎しみに変化しました。
でも、最近すごく思うのです。
やっぱり、何も無駄はないと。
どんなことも、全て私の為にできごとが起こっていると。
義母のこの一言がなければ、私は鬱にはならなかったでしょう。
鬱にならなければ、心理学を学び、スピリチュアルを学び、同居生活をどうにかしようなんて思わなかったでしょう。
そうして学んだから、この仕事をしたいと思えるようになり、自由になろうとした。
自由を勝ち取るために夫と向き合おうとはしてなかったでしょう。
全ては、私の原動力になりました。
ですが、今振り返るとです。
7年経ちましたが、時間というのは偉大ですね。
あんなに頑なだった私の心が柔らかくなるのです。
今、コロナで家にいてるので、義母の姿をよく見かける(ええ、同居しているから当然ですが 笑)
そんな中で、義母がやってくれていることがよく目につきます。
この人なりに努力をしていること、寄り添おうとしていること。
私がやらないことや、やろうとしてないことを「やらない」「無理です」と、言うとやろうとしてくれます(80超えてますが 笑)
そんな姿を目にしながら、少しずつ感謝の気持ちが出てきているんです。
あ、まだそれを口に出せるくらい大人ではないのでね、言いませんけど(笑)
感謝はするものではなく、勝手に湧いてくるものです。
ありがたいなぁ。と、ふと思うもの。
だから、溢れるまで待ちます(笑)
感謝できなくて苦しんでいる人は多いと思います。
誰もがあたりまえになんてできません。
特に、あなたの方がやってあげることの方が多い場合や、誰かに何かをしてもらった経験が少なかったり、自分には「ない」と思ってたり、わかってもらえてなかったりすればなおさらです。
そんな時は、できなくていいですよ。
冷たい人間だと思わなくてもいい。
あたりまえですから。
私が感謝できるようになったのは、感謝できない私がいることを認めて、受け入れたときからがスタートでした。
今は、あたりまえに人にも、物にも、いろんなものに感謝できるようになりました。
「ない」と思っていたものが「ある」に変わったから。
そして、冷たくされたり、バカにされたりして、腹が立ってた人にさえ、感謝できるようになりました。それすら必然です。全て学び。
腹が立って、その人の「ない」を見てる時は、感謝できませんが「ある」に気が付くと変化がおきます。
ゆっくりで大丈夫ですよ。
余談ですが、
13年前、家を買った時に、入居する際に気を付けることとか、間取りから家族のことなどを見てもらったことがあります。
その時に言われたこと。
義母に関して「この人、結婚して自分がされて嫌だったことをトモエさんにしているんですよね。その学びをするために生き延びたんですよ(60の時に癌で余命3か月と言われました)。」って、言われたのを思い出しました。
やっぱり、双方にとって必然だったのかな。と、振り返ってみてました。
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